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企業に求められるもの

 お疲れ様です。
本社の坂田です。
今回のブログでは、企業の求められることについて、私自身で感じていること、調べたことを発信できたらと思います。 

~現状~

 昨今、ニュースや雑誌、SNS等で目にする「物価高」、「慢性的な人手不足」、「人口減少」、「高齢化」、「後継者不足」、「地方の過疎化・衰退」「社会保障費の増大」、「環境問題」、、、日本の社会的な問題は簡単には解消されない問題ばかりだと思います。

企業や個人を取り巻く環境はどちらかというとマイナス面が多くなっている印象があります。
今後にも明るいイメージを持つ方は少ないのではないでしょうか。

 このような環境の中、企業の存在意義や求められるものとは何のか?ということを、日々業務をする中、私自身で考えるようになりました(私自身が現在、企業価値や継続性を考える業務に携わらせていただいていることが大きい)。
特に日本の総企業数の99.7%を占め、日本の総労働者の約70%が雇用される中小企業は、今後も日本の経済と雇用を支えるうえでなくてはならない存在です。
我々中小企業の価値を維持、持続的に成長し、次世代へ繋いでいくには何が必要なのか、一人ひとりが考え、意識するだけでも大切ではないでしょうか。 



~求められるもの~

 まず、求められるものとして真っ先に浮かぶことが、売上・利益を追求していくことではないでしょうか。
これは、中小企業に限らず、大企業・個人事業主・フリーランス、、、すべてのカテゴリー問わず重要なことだと思います。
売上を伸ばし、雇用を守り、納税し、利益を積上げ、新たな事業へ投資していく。。。この循環を目指し、企業は存在しているといっても過言ではないと思います。
しかしながら、近年は大企業を中心に、売上・利益といった経済的価値の追求ではなく、冒頭にも少し触れた人口減少や環境問題、都心一極集中(地方の過疎化)等々の社会的課題の解決も企業は追及していかなければならないといわれています。

少し耳に触れたことがあるSDGsやESG、サステナビリティ、CSV経営、、、といった難しい単語がありますが、ざっくり言うと、事業を通し社会的課題を解決していくことが企業の付加価値を高め、差別化を図り、競争力がつくことで、売上・利益をさらなる拡大、新たな雇用促進、新規事業の循環をより円滑にしていくことだと私は理解しています。 

日本を代表するあらゆる企業の※中期経営計画には、売上・利益の拡大+【社会的課題の解決】を目標に掲げています。
例えば、トヨタはCSV経営、明星工業はESG目標、三菱UFJグループはサステナビリティ経営といった記載が、中期経営計画に謳われています。
※上場企業のほとんどが、中期経営計画を策定しており、Web上で公開されています。良かったら調べてみてください。

中小企業が大企業のように、経済的価値と社会的価値の両輪を目指していく経営はハードルが高いかもしれませんが、自社の事業を通して売上・利益の拡大と社会的課題の解決に貢献していくという意識を持つだけでも大切なことではないかなと感じています。 

~響成工業グループの事業、取組~

 我々、響成工業グループは様々な事業を展開していますが、その事業は売上・利益だけではなく、社会的課題の解決や社会貢献に少しでも繋がっているように思います。

 事業概要と環境への貢献

 響成工業は、熱絶縁工事や配管製作および据付工事を中心とした事業を展開しています。これらの事業は、単なる建設業務にとどまらず、地域の安全を守り、環境に配慮した重要な役割を担っています。熱絶縁工事では、エネルギー効率を高め、CO2排出削減を目指した取組みを行っています。エネルギー消費量の削減は、地球温暖化対策に直結する課題です。当社の工事によって、より効率的なエネルギー利用が実現されることで、地球環境の保護に貢献しています。これらの取組みは、社会全体におけるサステナビリティの向上を目指す一環であり、私たちの事業が社会にとって価値のあるものではないでしょうか。

 女性雇用と多様性の推進

 響成工業は、女性のRST(登録安全技術者)の雇用促進にも積極的に取り組んでいます。プラント業界や建設業界は従来、男性が多数を占める職場とされてきましたが、私たちはこの業界において女性がもっと活躍できる環境を整えることが、企業としての責務であると考えています。多様な人材が活躍することで、新たな視点やアイデアが生まれ、業務の質が向上することを実感しています。また、女性が働きやすい職場環境を提供することで、家庭と仕事の両立が可能となり、持続可能なキャリア形成が支援されると思います。

グループ会社HIMとの連携

 グループ会社であるHIMと連携し、不動産事業や車両レンタル・リース事業、経営コンサルティング、教育支援事業(HIBIKI ACADEMY)を展開しています。これにより、地域の皆様や多くの企業に対して幅広い支援を提供し、事業の多角化によって地域経済の活性化に役立っているのではないかと考えています。
特に注目すべきは、インドネシアバリ島に設立した日本語学校及び送り出し機関「HIBIKI ACADEMY」による特定技能や技能実習生の雇用支援です。私たちは、日本での労働力不足が深刻化する中、外国人労働者がスムーズに日本社会に適応できるよう、言語教育や生活支援等を提供しています。単に人材を供給するだけではなく、彼らが長期的に日本でのキャリアを築き、社会に貢献できる環境を整えることに注力しています。また、これにより日本国内の多様性が高まり、地域社会にも新しい風が吹き込まれることを期待できます。国際的な多文化共生社会の実現は、企業にとっても地域にとっても非常に重要なテーマであり、私たちはその実現に向けた取り組みを続けています。

 インドネシア バリ HIBIKI ACADEMY のスタッフ 



  HIBIKI ACADEMY 開校式に様子はこちらに
  ↓↓↓↓↓↓
  https://hibiki-academy.com/post/552/

 地域社会への貢献活動

 地域社会への貢献にも積極的に取り組んでいます。その一環として、地元でサッカースクールや弊社主催のサッカー大会を開催し、子どもたちにスポーツを通じた健全な育成の場を提供しています。このスクールでは、単にサッカーの技術を教えるだけでなく、協調性やリーダーシップ、そしてコミュニティの一員としての責任感を養うことを目指しています。スポーツを通じて子どもたちに夢や目標を与え、未来のリーダーを育てることは、私たちが地域社会に果たすべき重要な役割の一つと考えています。
また、元サッカー選手の雇用支援を行っており、プロスポーツ選手の第二のキャリア形成にも携わっていきたいと考えています。

  サッカースクールのブログはこちらをみてください!
  2024年7月5日に山口県下松市の下松スポーツ公園競技場でHIM主催の第一回JOCUPを開催しました!
  ↓↓↓↓↓
  https://kyouseikougyou.info/blog/announcement/478.html

  サッカー大会の動画はこちから見れますので、是非ご覧ください!
  ↓↓↓↓↓
  https://youtu.be/4t2Y8ah9Wt0

  以上のように、我々の事業も社会的課題の解決や社会貢献に少しでも力になっているのではないでしょうか。売上・利益はもちろん当たり前ですが、様々事業を通し持続可能な未来を見据えた経営を行い、社会全体に対する責任を果たす企業であることが今後ますます大切になってくると感じています。そのためには、社員一同が一丸となってビジョンを共有し、日々の業務に真摯に取り組むこと、一つ一つの積み重ねが重要だと考えています。

  また私自身が日々の業務で感じていることや、学んだことなどをブログで発信していけたらと思います。