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11月 21, 2025 .

心に残る “お茶” の味

皆様、こんにちは。
本社のアインです。

私は、静かな山あいの地域で生まれ育ちました。
そこでは、生活のそばにはいつもお茶があり、私にとってお茶はとても身近な存在
でした。子どもの頃は、学校が終わるとよく両親と一緒に茶畑に行き、
茶葉を摘んでいました。

         
              茶葉を収穫する

気づけばいつの間にか、お茶に対して特別な思いが芽生えていたように思います。
そして、実家では「お茶」と言えば、茶の葉だけではありません。
庭で採れるいろいろな葉や草を煮出して飲むものも、すべて「お茶」と呼んでいました。
故郷ではどの家にも茶の木があり、誰かの家を訪ねると、まずは湯気の立つ温かいお茶を一杯すすめられます。
水やコーヒーよりも、お茶がいちばん自然なおもてなしでした。
摘みたての生葉をひとつかみ茶瓶に入れ、薪の火でコトコト煮出すと、
それだけで家中にふわっと良い香りが広がりました。


  薪の火で煮出したお茶         生葉のお茶

    
           茶葉と生姜を煮出したお茶

夏には庭の葉をいくつか摘んで冷やして飲み、冬には生姜を少し加えて体を温めます。
冬の夜、赤く燃える囲炉裏のそばで、熱い生姜茶を両手で包み込むように持って飲んだ
あの感覚は、今でもはっきり覚えています。小さい頃からお茶ばかり飲んでいたせいか、
今でも水を飲むとどこか物足りなく、味気なく感じてしまいます。
あの頃の味が、私の中で当たり前になってしまったのかもしれません。
日本に来てからは、薪の火も、摘みたての茶葉もありません。
それでも時々、自分で季節に合わせていろいろなハーブティーを淹れて楽しんでいます。
ティーバッグでも、一般的な茶葉でもなく、私が調べたり試したりしながら選んだ、
さまざまなハーブのお茶です。それぞれに効能があって、
季節ごとに飲むお茶も変わります。

      
眠れない夜には、蓮の芯のお茶。   暑い夏には、菊花とクコの実のお茶で涼しく

      
秋には、金木犀の香りのお茶を      冬の寒い日は、なつめ、竜眼、
ゆっくり味わうのが素敵です     生姜を入れたお茶で体の中からぽかぽかに。


        ドクダミ茶は消化を助けて体の熱をやわらげ、
   よもぎ茶は体をやさしく温めながら内側からすっきり整えてくれます。

もう子どもの頃のように薪火でお茶を煮出すことはできませんが、
それでもお茶の温かさは、いつも私の記憶に寄り添っています。
そして今の生活の中でも、お茶はやっぱり私を落ち着かせてくれる存在です。
今の若い人たちは、コーヒーやソフトドリンクを好むことが多いかもしれません。
でも私にとって「お茶を飲む時間」は、ただの習慣ではなく、
子どもの頃の思い出とつながる大切なひとときです。
心がふっと静かになる、あの懐かしい味なのです。


肌寒い秋の日に、お茶を飲みながらゆっくりひと休みする時間は、何よりの幸せです。

みなさんにも、思い出をそっと呼び起こしてくれる食べ物や飲み物はありますか?
もしあれば、ぜひ聞かせていただけると嬉しいです。

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